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大学と連携して家庭教育学級(公開講座)を実施しました

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大学と連携して家庭教育学級(公開講座)を実施しました

大学の講義室を使っての家庭教育学級です

10月13日(金)、大学の公開講座と連携して家庭教育学級を実施しました。

「幼児期の遊びを通して育まれるもの~あと伸び力ってどんな力~」というテーマで、東京大学名誉教授・日本保育学会会長・全国保育士養成施設協議会会長の汐見稔幸先生に講話をいただきました。この企画は、年度の初めに大学より幼児教育の重要性を広く浸透させるための公開講座実施について相談があり、本園の保護者にもぜひ参加していただきたいことから、園の降園時間にあわせて実施していただきました。

社会の変化が早く予測ができないこれからの時代、あと伸びする人(大人になり、社会人等になって、だんだん有能になり、人間的にも信頼され、上手に成熟していくようなイメージの人)が世界で注目され始めているとのことです。このような人は、学校で身に付ける知識等ではなく、「非認知能力」といって、チームワーク力、コミュニケーション力、課題解決力、分析力等が高い人であることが分かってきたようです。その非認知能力は、答えの決まっていないこと、でもこれは面白いということに頭と体を使って思い切り考え、工夫し、やりくりし、その結果何かを生み出していくという活動の中で育つもので、それに一番近い活動が「遊び」なのだそうです。なので、乳幼児期や少年期には「思い切り遊ぶ」とことが大事で、やらされている遊びではなく、特に自然の中での多様な遊びが大切とのことです。それは、自然には正解がなく、多くは偶然に起こる。偶然に起こるものに、臨機応変に対応する力も非認知能力の一つだからだそうです。

保護者からの質問もあり、当初の予定を30分近くもオーバーしていましたが、大変楽しいお話で時間が経つのも忘れるほどでした。園だけではお呼びすることができない著名な先生ですが、大学と連携することによりこのような会が実施できました。これも大学附属のよさだと思います。

また、この日は岐阜県環境生活政策課より家庭教育学級の取材に来ていただきました。この日の様子は後日「岐阜地区家庭教育学級応援通信」の中でも紹介していただけます。

※今回、先生のお話に聞き入ってしまい、写真を撮り忘れてしまいました。