岐阜聖徳学園大学 岐阜聖徳学園大学短期大学部

国際文化研究科

21世紀を迎え、国際社会は大きく変化し、すべての国々が政治・経済・社会・文化の諸分野で相互に依存しあい、密接に関係しあう国際化が急速に進んでいます。
本研究科は、既設の教育学部・外国語学部の基礎の上に、わが国及び世界の教育文化と、わが国と密接な関係にある世界の地域文化に関する学際的な教育・研究を行うことにより、急速に進展する国際化に対応して、内外で積極的に活躍できる人材を養成することを目的とします。その目的達成のために二つの専攻を設けています。

研究科長あいさつ

最適な研究環境の中で、高度の専門知識と実践力を備えた職業人をめざします。

 

国際文化研究科長 川上 紳一

 

専門的職業人をめざす皆さんへ       

本研究科の特色は、学校やその他の教育機関において国際理解や国際交流などを推進するために積極的に活躍できる専門的職業人の育成、および地域の言語コミュニケーション能力を身につけて国際的文化交流に積極的に取り組める専門的職業人の育成をめざすところにあります。学界の第一線で活躍している教授陣の指導のもとで、地に足の着いた専門的知識と実践力を自分のものにしてください。

アドミッションポリシー(入学者の受け入れに関する方針)

共通

岐阜聖徳学園大学は、建学の精神である「仏教精神」に基づく情操教育を大切にする質の高い人間教育をめざしています。真理を追究し、あらゆるいのちの個性を尊重し、自己中心的なこころを離れ、世のため人のために尽くすことに喜びを感ずるような人を求めます。

大学院国際文化研究科

大学院国際文化研究科では、国際教育文化専攻と国際地域文化専攻の二専攻において、学術の理論及び応用を教授・研究し、研究者及び社会に貢献できる専門職業人の養成と社会人の再教育をおこなっています。とりわけ、教育や文化における国際交流が活発となっている今日、本研究科では、次のような方の入学を待ち望んでいます。

・幅広い視野を持ち、国際教育文化に興味・関心のある方

・幅広い視野を持ち、国際地域文化に興味・関心のある方

・自ら問題意識を持ち、深く追究する情熱・意欲のある方

・自らの将来に対するビジョンを有する方

ディプロマポリシー(学位授与に関する方針)

国際教育文化専攻

大学院国際文化研究科国際教育文化専攻は、本学の目的にのっとり、学術の理論及び応用を教授研究し研究者及び社会に貢献できる有能な専門職業人を養成することを目的としています。この目的を達成するために、次のような知識・技能・態度を備えた人材を養成し、この養成目標に到達した者に修士(国際文化)の学位を授与します。

  1. 国際教育に関する高度な専門的知識を修得し、教育実践面で応用できる。(国際教育)
  2. 国際的教養の修得を基礎に、自ら研究課題を見出して主体的に学習できる。(国際的教養)
  3. 豊かな言語能力と表現力を修得し、教育活動に実践できる。(言語能力)
  4. 高い倫理観、広く豊かな教養と人間性を修得し、社会に貢献する教養人として的確な行動ができる。(自己形成)
  5. 高度な専門的知識、問題解決能力とコミュニケーション能力を修得し、社会人として有効な役割を果たすことができる。(態度)

国際地域文化専攻

大学院国際文化研究科国際地域文化専攻は、本学の目的にのっとり、学術の理論及び応用を教授研究し研究者及び社会に貢献できる有能な専門職業人を養成することを目的としています。この目的を達成するために、次のような知識・技能・態度を備えた人材を養成し、この養成目標に到達した者に修士(国際文化)の学位を授与します。

  1. アメリカ・中国・日本の文化について、文学・歴史・社会・思想・言語など重点的な研究対象としている分野において、高度な専門的知識を修得し、それらを現代社会と関連づけて理解できる。(専門的知識)
  2. アメリカ・中国・日本について修得した専門的知識を基礎に、自らの研究課題を見出して主体的に学習できる。(自己形成)
  3. アメリカ・中国・日本の文化を研究し、さらには環太平洋圏諸地域の文化も視野において、相互の文化を比較研究することによって、専門とする地域文化への真の理解ができる。(地域理解)
  4. 国際的視野と感覚を持ち、専門とする地域の言語を使って、専門とする地域の文化について、創造的な分析、発信ができる。(態度)

カリキュラムポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

国際教育文化専攻

大学院国際文化研究科国際教育文化専攻は、本学の目的にのっとり、学術の理論及び応用を教授研究し研究者及び社会に貢献できる有能な専門職業人を養成することを目的としています。この目的を達成するために、次のように教育課程を編成します。

  1. 高度に国際化する現代社会が直面する教育的課題に対処できる理論的思考能力を修得できるように、専門科目を配置します。
  2. 国際教育に関する実践力とコミュニケーション能力を修得できるように、外国語演習科目を配置します。
  3. 教育実践に関する高度な専門職業人を育成できるように、充実した教科内容を網羅した専門科目を配置します。
  4. 教育実践に関する具体的な問題解決能力を育成できるように、学校心理及び教職関連科目を配置します。
  5. 論文または特定課題は、研究指導教育職員の指導を受け、年に一度の中間発表会での報告を経て、修士論文または特定課題研究として提出し、審査委員が審査します。

以上のカリキュラムを通じて、研究者及び社会に貢献できる有能な専門職業人がもつべき知識と技能、豊かな人間性を育みます。

国際地域文化専攻

大学院国際文化研究科国際地域文化専攻は、本学の目的にのっとり、学術の理論及び応用を教授研究し研究者及び社会に貢献できる有能な専門職業人を養成することを目的としています。この目的を達成するために、次のように教育課程を編成します。

  1. 日本と特に関係の深いアメリカ・中国を含む環太平洋圏諸地域で活躍できる専門職業人及び研究者の育成のために、アメリカ・中国・日本の3地域の文化の真の理解とこの3地域で活動できる言語能力養成のための科目を配置します。
  2. アメリカ・中国・日本の文化理解に必要な言語能力向上のために、演習科目を配置します。
  3. アメリカ・中国・日本の文化については、それぞれ、文学・歴史・社会・思想・言語などにわたり多角的に授業科目を設け、専門分野とする地域については、高度な専門的知識が修得できるようにします。
  4. 本専攻が対象としている3地域は、国際化が進んでいる現在、環太平洋圏の他の諸地域も含めて相互理解が必要であるため、専門分野とする地域以外に関する科目も4単位以上履修することを義務づけます。
  5. 論文または特定課題は、研究指導教育職員の指導を受け、年に一度の中間発表会での報告を経て、修士論文または特定課題研究として提出し、審査委員が審査します。

以上のカリキュラムを通じて、研究者及び社会に貢献できる有能な専門職業人がもつべき知識と技能、豊かな人間性を育みます。

国際文化研究科の2つの専攻

国際教育文化専攻【国際教育/教育文化】
国際教育文化専攻【国際教育/教育文化】
国際的視野とコミュニケーション能力をもち教育の国際化に積極的に努める教員・教育行政関係者等を養成。
国際地域文化専攻【アメリカ文化/中国文化/日本文化】
国際地域文化専攻【アメリカ文化/中国文化/日本文化】
国際的視野とコミュニケーション能力を備えた官公庁・企業・団体等の国際業務従事者等を養成。

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