留学・海外研修体験記国際交流
UCLサマープログラム参加者インタビュー
掲載日:2024.08.30
渡航日程:2022年7月25日~8月12日
留学プログラム:UCLサマープログラム
報告者:外国語学部 2022年度参加学生
【渡航前】どのような準備をしましたか?(学習面・心理面において)
まずはIELTSの学習に力を入れました。始めたばかりの頃は本当に絶望的でしたが、多くの方々に支えていただきました。春休みに毎日10時間以上の学習を続け、基準をクリアできた経験は自信にも繋がっています。IELTS クリア後は Speaking に重きを置き、MELTに行ったり、テレタンデムのパートナーと話すなど 1 週間に最低でも3回は話す時間を作り、イギリス英語に慣れるために毎朝イギリス人の YouTube や BBC などを聞くようにしました。 心理面においては不安を極力減らすことができるようにイギリスについてたくさん調べ、交通機関、持っていくと良いもの、注意すべき点や文化などを徹底的に調べました。この下調べのおかげで、スリなどに合うこともなく、交通機関等も戸惑わずに使用できました。
【留学中】学校、授業はどうでしたか?
非常にハイレベルでした。私のクラスメイトは日本人が私を含め2人、中国2人、そして韓国、ウクライナ、ベルギー、スロベニア、フランス、スペイン、カナダというように国際色豊かでした。先生は優しく、わからなければもう一度丁寧に解説してくださったり、休日でもメールに返信をしてくださる非常に熱心な先生でした。 授業では Academic Essay の書き方やプレゼンテーション、課題についてディスカッションしたり、論文を読んで問題を解いたりとアカデミックな内容でした。去年の UCL サマースクールに参加された岐聖大の先輩が良い Presentation と Essay の例として授業内で紹介されていました。ディスカッションではなかなか流暢に長く話すことができず自分の英語力のつたなさを痛感しました。クラスメイトのアドバイズのおかげで無事に課題を仕上げることができました。
【留学中】困ったこと、トラブルなどはありましたか?その時の対処法も併せて教えてく
ださい。
初日に、ホテルのエスカレーターで「開」と間違えて非常用ベルを押してしまったことです。一緒にいた方がホテルの方に説明してくださり助かりました。あとは帰国 3 日前にクレジットカードが使えなくなってしまったことです。イギリスはクレジットカードしか使えないお店が多いので焦りました。日本円をイギリスポンドに交換し、現金が使えるか確認してからお店を利用しました。また身体面では乾燥がひどく喉をいためたり、風邪をひいたり、時差ボケ、謎の蕁麻疹が出たりなど苦労しました。UCL でできた友達が「風邪薬とかほしいものあったら届けるよ」と気にかけてくれてとても助かりました。
【留学中】授業後、週末、休暇中はどのように過ごしましたか?
1週目は授業が昼に終わった後、皆で昼食を食べに行き、そのあと観光しました。2 週目は週末に課題の提出があったので、昼食後に友達と図書館に行って夕方までひたすら Essay を書きました。食事は中国料理や韓国料理、東南アジア料理など様々な国の料理を食べに行きました。ロンドンの観光スポットまで大学から徒歩 30 分で行けたので、よく気分転換に散歩に出かけました。友達と観光に行くことが多かったですが、一人旅もしました。
留学を通して学んだことは何ですか?
人間的成長に繋がったと思います。1 人で海外に行く手続きを行い、実際に見知らぬ土地ですべてをやり抜いた今、これから先自分は何があっても大丈夫だ、なんでもやれると思えるようになりました。あと英語力については、IELTS スコアを取っておしまいではなく、そこからがやっとスタートなんだと実感しました。IELTS 取得後もさらに英語を勉強していくことで、渡航後に受ける授業の質も吸収できる量も変わると思いました。
今留学を考えている人や、これから留学する人にアドバイスをお願いします。
留学前にしっかり英語の勉強をしておくべきです。事前学習が留学の質を変えると思います。せっかくの留学、色々とトラブルも辛い事もあると思いますが、勉強と現地を知る時間をしっかり両立して、毎日 1 秒 1 秒を大切に過ごしてほしいなと思います。たった 1 ヶ月の留学でしたが、私にとってこれまでの人生で 1 番の素敵な経験となりました。そこで出会ったことすべてが宝物です。とても成長できた気がします。そんな経験をぜひ他の人にもしてほしいです。本当に素晴らしい経験でした。支えてくださった先生方、友人、様々な部分でサポートしてくださった国際交流課の方、こんな素敵な機会を提供してくださった岐阜聖徳学園大学に大感謝です。本当にありがとうございました。