講演の様子

　平成29年10月13日(金)本学岐阜キャンパスにおいて「平成29年度聖徳会中堅教諭・保育士研修会」を開催しました。

◆午前の部　講演

演題：『新「要領」・「指針」・「教育・保育要領」とこれからの保育を考える』

講師：本学短期大学部長　林秀雄教授

◆午後の部　グループ討議

①幼稚園Ａ　②幼稚園Ｂ　③保育園・子ども園　の３グループに分けての討議

　講演では、本学短期大学部長の林秀雄教授が、新要領についての解説をし、その理解を深めました。

　グループ討議では、３グループに分かれて討議を行いました。①幼稚園Ａグループでは、『10の姿』について討議を展開し、「保育のねらいを立てる際に目安としやすい一方、具体的に示されたことでそれらを3年間の保育で実現することへの大変さも感じる」との意見が多くありました。②幼稚園Ｂグループでは、今の子どもの現状や保護者支援の現状、地域の連携について各園からの報告を受け、平成30年度施行の幼稚園教育要領に対する検討課題を討議しました。③保育園・こども園グループでは、各園の保育の現状についての報告から、様々な課題があることが紹介されました。その中で、新しい保育指針、教育・保育要領を踏まえた保育を具体的にどのように行っていくのかについて、参考になる事例がいくつか紹介されました。

　※「聖徳会」とは、幼稚園教諭・保育士を目指す本学の学生の資質を高めるとともに、地域の幼稚園教諭・保育士の保育の質向上に寄与することを目的に、岐阜県・愛知県内の幼稚園・保育所（園）・認定こども園120園と本学によって組織されている会です。