岐阜聖徳学園大学 岐阜聖徳学園大学短期大学部

本学部生が国際交流キャンプで運営スタッフ

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本学部生が国際交流キャンプで運営スタッフ

外国語学部の3年生 森 桜良さんが愛知県尾張旭市で8月6日から13日の8日間開かれた「CISV 国際交流キャンプ」に運営スタッフとして参加しました。

7ヶ国(日本、アメリカ、ドイツ、スェーデン、スペイン、フィリピン、イタリア)から41名が参加し、共同生活を送りました。

本人の体験記:
私はこの夏、最高の体験をしました。

中学1年生から参加しているCISV(国際交流キャンプ)の大会スタッフとして初めて国際キャンプの企画、運営を行いました。準備は3月から始まります。CISV独自の研修、セーフガードを受講し基礎知識を身に付けてからキャンプインします。特にハラスメントの研修は難しく、日本人の知識の甘さも感じました。

準備はこれだけではありません。キャンプインするまでに、食事(ビーガン等の特別対応者)、遠足の企画、キャンプテーマ決め、プレキャン作成(キャンプ参加者への注意事項と案内)など、大会スタッフとなん度もミーティングを行い、時にはキャンプサイトで合宿をし、危険箇所のチェックなども行いました。それぞれ仕事分担があります。私の分担は、愛知県の紹介、ファンシーナイト、ダンスナイトの計画です。6名の大会スタッフの内4名は社会人1名は院生、みんな知識、経験も豊富で多々助けてもらいました。

今回のキャンプテーマは"BELONG"

みんな友達、みんなが同じであり平等であるため、キャンプテーマにしました。8日間で交流しながら学んでいきます。

いよいよキャンプインです。尾張旭市で8月6日から13日の8日間、7ヶ国(日本、アメリカ、ドイツ、スェーデン、スペイン、フィリピン、イタリア)が一ヶ所に集まり共同生活を送ります。各国リーダー1名、12〜13歳4名のユース
が参加します。スタッフも含め全員で41名です。

到着後、各チームは自国の旗を持って食堂に集合します。食堂にどんどん参加国の旗が飾られていきます。みんなドキドキ、ワクワクで最高潮です。

初めて会ったにも関わらず、すぐに打ち解けていきます。日本チームは言葉の壁があるものの、関係ありません。日本人は英語が苦手だと知っているため、みんなジェスチャーを入れながらゆっくり丁寧に話してくれます。あっという間に、笑い声に包まれていました。

キャンプ中に遠足で犬山城に行きました。お城の美しさにみんな感動していました。私自身、ルーマニアのキャンプに参加した際、お城に遠足に行きましたがその感動と同じかもしれません。もう少しだけゆっくり見せてあげたかったです。

私の担当のフォーマルディナーは大人気でした。中でも、キャンプテーマが書かれたケーキには歓声が上がりました。ダンスナイトではバーカウンターが登場し、ジュースのカクテルをユースとスタッフが作り大盛況でした。

キャンプが始まってからは、各国のリーダーと大会スタッフでユースが寝た後ミーティングが行われ、リーダーからの要望、明日の打ち合わせをします。自分の意見を求められる事が多々あるのですが、英語が出てきません。話している内容は理解できるのですが、言葉で伝えることができないためスタッフに助けてもらいました。悔しかったです。

毎日深夜までのミーティングと早朝、朝食の準備で寝不足の毎日です。でも、みんなキャンプを成功させる思いで頑張りました。本音で話し合うことで、各国のリーダーとも仲良くなれ、今度は個人的に遊びに行く約束をしました。

キャンプは事故も病気もなく無事に終了しました。みんな泣きじゃくりながらキャンプアウトしました。台風の影響でフィリピンチームは一日帰国が遅れましたが、見送りに行くついでに空港を案内しました。みんなガチャガチャマシーンに夢中です。日本の文化になったような気がします。

私はこの大会スタッフを行なったことで、企画、運営の大変さと楽しさを知りました。でも一番は、英語力不足です。自分の思いを言葉で伝える事ができるように英語学習を精進していきます。

最高のスタッフとリーダーそしてユースに出会えて最高の夏でした。


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