秋山教授による解説講座の様子

本学では、岐南町との包括的連携協定に基づく学官連携事業として、「渋沢栄一漢詩書等調査業務」を受託しています。

今回、同事業で調査を行った岐南町所有資料（岐南町在住の横山 幹雄 氏より寄贈）である、渋沢栄一が揮毫した「二曲一双屏風」及び「掛け軸」等について、調査結果を踏まえた解説講座が実施され、教育学部 学校教育課程社会専修 秋山 晶則 教授が登壇しました。

※同解説講座は、2023年11月3日（金・祝）～11月5日（日）に実施された、岐南町の「わが町自慢の宝もの展」（展覧会）の記念講演会として実施されました。

解説講座では、寄贈者の伯祖父である横山 徳次郎 氏が、岐阜師範学校の同期で、博物館の父とも称される棚橋 源太郎との縁で上京し、渋沢家と接点を持った経緯とともに、寄贈された「二曲一双屏風」や「掛軸」等の豊饒な世界が紹介されました。加えて、横山家宛の渋沢栄一による書簡、横山家の墓碑（岐南町若宮地に所在）に残る、渋沢栄一揮毫の墓碑銘等を通して、渋沢家と横山家との間に親密な交際があったことが示されました。

【問い合わせ先】

岐南町　住民部　生涯教育課　TEL：058-247-1395

岐阜聖徳学園大学地域・社会連携センター事務室　TEL：058-279-6710