岐阜聖徳学園大学 岐阜聖徳学園大学短期大学部

「第8回子育て講座」を開催しました

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「第8回子育て講座」を開催しました

「子どもの病気やケガへの対応」 

~幼児教育学科専任講師 大西薫先生~    

8回目となる講座は子どもの病気やケガへの対応について大西先生にお話していただきました。...  最近、インフルエンザやノロウィルスなど感染力の高い風邪が流行っていますね。みなさん、子どもが風邪にかかったらどう対応すれば良いのか先生の話を真剣に聞いていました。Q&Aでまとめてみましたのでぜひご参考ください☆

Q.子どもの下痢や嘔吐は止める薬を飲ませた方がいいですか?

A.止めずに出すようにして下さい。その時脱水に注意して水分補給も忘れずに。スポーツドリンクは糖分が多いので子どもには不向きです。(下痢がひどくなる場合もある)できれば子ども用イオン飲料や経口補水液で水分補給するといいですね。

Q.ケガをした時の対処法は?

A.すり傷や切り傷は水道水でしっかり傷口を洗い流して、ばんそうこうを貼ってあげてください。しかし、犬や猫に噛まれた傷、木の枝で切った傷などは消毒が必要です。 たんこぶは保冷剤などで冷やします。子どもが嫌がったらやめてください。頭を打ってしばらくしてから(2時間から48時間)吐いたりする場合、脳に影響がある可能性があるので要注意です。

Q.どの程度の風邪の症状の場合、病院に行けばいいですか?

A.・ぐったりしている。

・無表情で活気がない。

・一日中ウトウトしている。

・水分を取るのを嫌がる。

・呼吸が苦しそう。鼻を膨らませながら息をしている。

・生まれて初めて「ひきつけ」(けいれん)を起こした。

上記の症状を目安にして病院に行くか検討してください。 体温の高さ(熱)だけで判断するのではなく、普段の様子と比べてどう違うのかということに注目することが大切です。平熱であってもぐったりしている、ご飯を食べない、というのは子どもの体調を判断する上で重要になります。

Q.休日や夜間など病院が休みで判断できない時は?

A.子どもの体調は休日や夜間に悪くなることももちろんあります。そんな時は小児救急電話相談に電話をすると、家庭での対応、病院を受診したほうがよいかの相談に乗ってくれます!

小児救急電話相談 ♯8000(全国共通)

※都道府県によっては24時間対応ではないところもあります。

【岐阜県 小児救急電話相談】 http://www.pref.gifu.lg.jp/.../.../shoni-kyukyu-denwa-sodan.html