岐阜聖徳学園大学 岐阜聖徳学園大学短期大学部

「第1回子育て講座」を開催しました

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「第1回子育て講座」を開催しました

幼稚園ってどんなところ? ~就園までに身につけておきたいこと~

附属幼稚園副園長 川村弘子先生

岐阜市内の幼稚園では、7月から順次入園受付が始まります。

今回はそれにあわせて、岐阜聖徳学園大学附属幼稚園の川村弘子副園長をお招きし、入園までに身につけておきたいことなどをお話いただきました。

~トイレの習慣は?園ではどのように過ごすの?偏食があるけど給食は大丈夫かな?~

大切なお子さんにとっての初めての集団生活は、お母さんにとっても期待と不安がありますよね。安心して入園を迎えられるよう、実際の幼稚園での1日の生活を映像で紹介しながら、入園までに身につけておきたい生活習慣や約束事、幼稚園と保育園の違いについて先生にお話していただきました。

幼稚園を選択していく上で大切な事は、まず実際にお子さんと一緒に園の様子を見学してみることが一番だそうです。また、家庭での生活からいきなり入園させるより、準備段階として、子育て支援センターへ出掛けてみたり、児童館へ行くなど行動範囲を広げてあげると、入園後も馴染みやすくなる傾向があるそうです。

「子どもはたくましく、順応するので大丈夫。安心して任せてくださいね。」

と、とても心強いお言葉をお母さん方に投げかけてくださいました。

次にお母さん方にとって一番気になるのが「就園までに何を身につけておけばいいのか」という点でしょうか。先生のお話から、いくつかご紹介します。

<トイレについて>

今では紙おむつの質がとても良くなり、排泄習慣の自立が遅れているそうです。お母さんもとても根気のいる事ではありますが、「家ではこんな方法でやってみたよ」など、先輩お母さんや周りの方の意見も聞いてみると参考になるかもしれません。

<食事について>

偏食が多いお子さんもいるようですが、川村先生の附属幼稚園では最後まで食べきるというよりも、第一に食事を楽しむという事を大切にしているそうです。

大人でも、食事は楽しくしたいという気持ちは変わらないですね。

<衣服の着脱について>

時間がかかっても自分でやらせる事が大切です。大人がやれば早いのはとてもよく分かりますが、時間にゆとりのある時にでも練習させるようにしましょう。

また、子どもにとって着脱しやすい服・履きやすい靴選びをする事も重要です。

園では、先生方も帽子のかぶり方の工夫を見いだし、子どもがやりやすい方法を伝授するというお話も聞かせていただきました。

お母さんもぜひ、その子のやりやすい方法を見つけてみるのもいいかもしれません。

いかがですか?

これから入園を控えているお母さんも、まだ入園までに期間があるお母さんもぜひ参考にしてみてください。

幼稚園であっても、保育園であっても、子どももお母さんも一緒に楽しく、笑顔あふれる園生活を過ごせますように☆