岐阜聖徳学園大学 岐阜聖徳学園大学短期大学部

「第11回子育て講座」を開催しました

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「第11回子育て講座」を開催しました

 平成29年3月25日(土)、マンスリープログラムである第11回子育て支援講座が開催されました。本日はその講座をリポートします。  

幼稚園ってどんなところ?~就園までに身につけておきたいこと~  附属幼稚園副園長 川村弘子先生

 今回の講座では、まだ入園までに時間はあるけれど今後の参考にしたいというお気持ちでご参加してくださったお母さんが多くいらっしゃいました。 やはり、大切なお子さんにとって初めての集団生活は子どもにとっても、お母さんにとっても期待と不安がいっぱいかもしれません。 安心して入園が迎えられるよう、実際の幼稚園での生活を映像で紹介しながら、入園までに身につけておきたい生活習慣や約束事など、幼稚園と保育園の違いについても先生がお話してくださいました。

昔は幼稚園では2年保育が主流でしたが、今では3年保育が主流な上に、満3歳児クラスがある園も増えてきています。 幼稚園は子どもが早く帰宅するイメージも多いかと思います。全園児が揃ってから教育する時間は4時間を標準としていますが、その後も預かりをしている園もとても増えてきました。

幼稚園を選択していく上で、大切な事はまずは実際にお子さんと見学をしてみるといいですよ。と先生は勧められます。 また、家庭での生活からいきなり園へ入園させるよりは前段階で、支援センターへ出掛けてみたり、児童館へ行くなど行動範囲を広げてあげると、入園後も馴染みやすくなる傾向もあるとおっしゃいました。 「子どもはたくましく、順応するので大丈夫。安心して任せてくださいね。」 と、とても心強いお言葉もお母さん方に投げかけてくださいました。

お母さん方にとって一番気になるのが、就園までに身につけておきたい事でしょうか。 いくつかご紹介します。

<排泄について>

今では紙おむつの質がとても良くなり、排泄習慣の自立が遅れているそうです。お母さんもとても根気のいる事ではありますが、「家ではこんな方法でやってみたよ」など、先輩お母さんや周りの方の意見も聞いてみると参考になるかもしれません。

<食事について>

偏食が多いお子さんもいるようですが、川村先生の附属幼稚園では最後まで食べきるというよりも、第一に食事を楽しむという事を大切にしているそうです。 大人でも、食事は楽しくしたいという気持ちは変わらないですね。

<衣服の着脱について>

時間がかかっても自分でやらせる事が大切です。大人がやれば早いのはとてもよく分かりますが、時間にゆとりのある時にでも練習させるようにしましょう。 また、子どもにとって着脱しやすい服・履きやすい靴選びをする事も重要です。

いかがですか? これから入園を控えているお母さんも、まだ入園までに期間があるお母さんもぜひ参考にされてみてください。 幼稚園でも、保育園でも、子どももお母さんも一緒に楽しく、笑顔あふれる園生活を過ごせますように!