岐阜聖徳学園大学 岐阜聖徳学園大学短期大学部

「第2回子育て講座」を開催しました

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「第2回子育て講座」を開催しました

第2回公開講座

「骨密度の測定と骨粗しょう症予防」 ~看護学部助教 森礼子先生~

みなさんは、骨密度の測定をされた事ありますか?

今回ご参加いただいた方々に、実際に骨密度をおひとりずつ測定していただいて、みなさんご自身の結果が気になりながらのスタートとなりました。

みなさんで測定結果の数値やグラフの比較をしてみると、各々の年齢から見る骨密度の平均以上の良い結果が見られる方も、平均以下の方も様々な結果となりました。

「骨量というものは、20歳までにピークに達し、40歳くらいまでは維持されますが、その後は徐々に減少していきます。現在では、20代でも骨粗しょう症の方もいる程なんですよ。」

先生からのそのお言葉に驚きを隠せない私たち。

そこで、どのように骨量をキープし、骨粗しょう症を予防するかのポイントを教えてくださいました。

骨量維持のためには、「栄養」運動」「日光浴」がとても大切になります。

いろいろな種類の食品をバランスよくしっかり食べること、特にカルシウムとカルシウムの吸収を助けるビタミンDを意識的に摂取する事がポイントです。

また、リンという成分も骨には大切ですが、摂りすぎるとカルシウムの吸収を阻害する恐れがあります。加工食品や飲料水にリン酸を多く含むものもありますので、摂りすぎには十分注意が必要です。

ビタミンDは、太陽の光に含まれる紫外線の刺激によって人間の皮下でもつくられるのです。適度な日光浴も大切なのですね。

今では紫外線カットガラスもある為、できれば直接の日光浴がおすすめだそうです。これから暑くなりますが、日光浴を上手に取り入れましょう。

そして、1番は、歩くこと!歩き方のポイントは、①大きな歩幅で。 ②手を大きく振る。太ももを上げるような気持ちで歩くと良いそうです。

みなさんと一緒に考えながら、ポイントを楽しく教えてくださった森先生。

参加者のみなさんも終始、和やかな雰囲気で受講されていました。

今後の生活に取り入れて、あなたも「骨美人生活」を過ごしませんか?