「第4回子育て講座」を開催しました
「親子で学ぶ楽しい英語~メディアや絵本を活用して~」
経済情報学部准教授 寶壺 貴之先生
今年度から新たに始まった講座「親子で学ぶ楽しい英語」は、とても多くの方に参加いただき賑やかに行われました。
小学校においては、来年度から新学習指導要領への移行期間として、英語(外国語)が導入されることになり、子どもたちが幼い頃から英語に触れる機会は確実に増えます。
そんな中で、入園や入所前に「ことばのおもしろさを知って親子で楽しんでコミュニケーションを図る」方法について、歌や映像・絵本を用いて分かりやすくお話してくださいました。
英語を学んでいく上で押さえておきたいこととして...
・つづり字の読み方を必ずおさえておく。
・長めの英単語は、スペルの区切る場所を間違えないようにすると覚えやすい。
・英語絵本では、まず絵を見て"この絵は何かな?見たことあるかな?"と想像力・記憶力を働かせながら、"あ!公園にある滑り台だ!"滑り台は"slideだよ"と教えて進めていくと良い。
などポイントをいくつか教えてくださいました。
また、「ドレミのうた」を使用したミュージカル映画の映像とともに、みなさんで英語の「ドレミのうた」を口ずさみながら、先生からその場面の構成、シチュエーションの意味を教えていただきました。思わず学生時代に戻ったかのように、みなさん楽しみながら先生と一緒に学びの時間を過ごせたのではないかと思います。
講座が終わってからも、先生への質問タイムは列ができるほど。お母様方もご夫婦で参加してくださった方もとても熱心にご質問されていました。
スポーツでも、全てのスポーツを万能にこなせる選手はなかなかいません。
英語も中学生くらいまでに基礎を身に付けておくことをおすすめしますが、高校生からは本人が何をやりたいか、どうしたいかを選択させるといいですよ。とアドバイスしてくださいました。
また、英語が苦手でなかなか子どもに教えられない...とご心配されている方もいらっしゃいましたが、今ではインターネットもテレビも普及して大いに活用できる時代ですから、これらを上手に使って学ぶのもいいですよと、おひとりおひとりに寄り添って丁寧にアドバイスをしてくださり、参加者の方から「久しぶりに勉強をした気分でしたが、とても楽しかったです!」「とてもいい時間でした!」と嬉しい声が聞けました。
この講義のあと、寶壺先生より、英語絵本を寄贈していただきましたので、くれまちすにお越しの際は、是非お手にとってお子様とご覧になってみてください!