岐阜聖徳学園大学 岐阜聖徳学園大学短期大学部

多文化共生社会における「保育者」の役割を考える

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多文化共生社会における「保育者」の役割を考える

Google Meetによる遠隔講話の様子

 令和2年7月15日(水)16日(木)、「特別支援保育Ⅰ」の講義において、幼児教育学科第一部2年生、第三部2年生対象に「特別な支援が必要な子どもの現状と課題」について、講師の羽山千尋氏(美濃加茂市 プレスクール講師)にGoogle Meetを用いて、ご講話をいただきました。

 本講話では、羽山氏からの経験をもとに、プレスクール講師という立場から、外国にルーツを持つ子どもたちが、現在どのような支援を必要としているのか、お話していただきました。学生たちは、本講話を通じ、多文化共生社会を目指す社会において、特別な支援が必要な子どもたちへ、保育者という立場からどのような援助を行うことができるかについて具体的に考えることができました。

~参加した学生の感想~

・多文化共生するためにはまず、保育者が外国の文化や言語

 に理解を示し、日本語教育やその他の機関などと連携しながら子どもや保護者と関わっていきたいと感じました。

・子どもや保護者に対して「家庭で日本語を話してください」というような文化の理解の欠如や母国語を大切にする考え方の

 否定、不安を煽るようなことは絶対にすることがないように多様な文化を受け入れていく姿勢を大切にしていきたい。

※プレスクール:公立小学校入学直前の日本語が理解できない外国人の子どもが、入学した公立小学校で戸惑うことなく、学校生活に早期に適応できることを目指し、簡単な日本語や学校の習慣などを教える。(愛知県 プレスクール実施マニュアル検討会議-平成21年10月-参考)

【お問い合せ先】  

岐阜聖徳学園大学短期大学部 岐阜教務課

TEL:058-278-0731

Email:gifukyomu@shotoku.ac.jp