ワーキングの様子①

令和４年１２月１３日（火）３限『保育内容演習Ⅱ（藤田哲也ゼミ）』において、「児童福祉施設における職員確保の課題と取組み」をテーマに岐阜県内の児童福祉施設職員の方々とワーキングを行いました。

＊ワーキング内容＊

・課題：児童福祉施設の小規模・地域分散化が推進される一方、職員不足が深刻な課題となっている。

・テーマ：学生が施設に興味を持ち、就職したいと思うためには

・調査内容

内容：先行研究をふまえ、本学学生の施設実習のアンケート項目、「真似したい、素敵だと感じた関わり」・「真似したくない、不適切だと感じた関わり」について集計した。集計した内容は、①実習施設職員の言葉遣い②態度・関わり方、③実習生などに対する姿勢などの項目に分けて発表した。

対象：本学在学生（実習後）

上記の課題とテーマにそって、調査結果をまとめ、"学生が興味を持ち、就職したいと思うためには、どのような取り組みが必要か、という視点で考察し、児童福祉施設職員の方々に意見を伺った上で「児童福祉施設における職員確保の課題と取り組み」についてワーキングを行いました。施設実習においては「物的環境より人的環境に魅力を感じる学生が多い」とする先行研究等も紹介し、学生を受け入れる際のポイントなど具体的に紹介しました。

学生は本ワーキングを通じ、保育職の一つである児童福祉施設の課題について、解決内容と実情を比較しながら考察することができました。今後も保育職の課題について、地域のコミュニティーと連携し、地方の職を支える一端を担う学びができることを目指していきます。

＊ワーキング協力者について＊

児童養護施設　合掌苑　辻　純貴 氏

児童養護施設　若松学園　速水　友宏 氏

児童養護施設　日本児童育成園　粥川　ちひろ 氏

【お問い合せ先】

岐阜聖徳学園大学短期大学部　岐阜教務課

TEL：058-278-0731

Email：g-kyomu@shotoku.ac.jp