大学案内 学長挨拶


未来に夢を描き、明日の社会に貢献できる自分を磨こう

学長 口羽 益生

   
大学は、教育研究の場と言われますが、最近では、新たな時代の変化を見据えながら、社会に是非とも必要な専門知識や技術を学び、すぐれた人格と教養のある人材を育成する社会へのサービス機関でもあります。新時代が要請する専門知識は、よい研究に裏打ちされ、よい教育は教育者の意欲と情熱に依存します。

本学は、よき教育研究体制と学生に恵まれ、開学以来33年の間に、時代の要請の応えてその体制を漸次拡充してまいりました。昭和47(1972)年に岐阜教育大学教育学部を開学し、附属小学校・中学校・高等学校、附属幼稚園を開校併設しました。平成2(1990)年には外国語学部を、さらに情報社会化に備えて平成10(1998)年に経済情報学部を増設、同時に大学院修士課程(国際文化研究科、経済情報学科)を開設、校名を岐阜聖徳学園大学と変更しました。平成14(2002)年には教育学部に学校心理学科を開設、昨年には大学院経済情報学科の修士課程を博士課程に改組しました。
各学部の特徴は、教育学部では、次世代に是非とも必要な知識・技能を創造的に学び、それを有効に伝達するための豊かな情操と能力をもつ教育者の育成にあります。外国語学部では、国際的視野、異文化理解力、自文化伝達力や異文化コミュニケーション力をもつ国際人の育成、経済情報学部では、情報化社会での新しい可能性を開拓でき、職場、地域や世界に貢献できる人材の育成にあります。

今日、社会経済のグローバル化により企業間や国家間の競争が激化し、高度の専門知識や技術が求められる時代になりました。しかし、狭い専門知識の修得を重視するあまり、専門的知識人には、総合的思考力や世界的視野の欠如が問題にされています。それなくしては、専門知識が創造的に十二分に活用されないからです。

また人間の評価がIQに偏り過ぎて、感情知能、つまり感情を自己管理でき、失敗にくじけず、苦しい時には自分を励まし、他者と共感・協力できる知能を培うことがやや軽視されてきています。専門知識の有効活用には、バランスのとれた心性が必要です。
本学は専門知識や技能の教育研究を基本としていますが、大乗仏教の精神を教育の基調としています。それは、あらゆる命の平等性、正しく見て考える総合的智慧、利他を優先する心を大事にする精神です。このような精神を理想とする人間育成は、本学の基本的教育理念ですが、そのような人間形成は今日最も求められております。

このような教育理念を踏まえて、本学では、時代の要請に応える専門知識や技能の教育研究とともに、それらを有効に活用できる広い教養・国際的視野をもつ人間育成に貢献していきたいと思っています。
  学長 口羽 益生

学 長 口羽 益生
KUCHIBA Masuo


昭和6年生(島根県出身)

昭和35年
京都大学大学院文学研究科(社会学専攻)
満期退学

龍谷大学名誉教授

平成17年4月から現職