『保育者』として人と関わることとは・・・
平成30年6月2日(土)、平成31年1月9日(水)「保育実習指導」において、幼児教育学科第一部2年生、第三部2年生を対象に、児童養護施設 乳児ホームまりあ ユニットリーダー 藤野 育代氏によるご講話をいただきました。
本講話は、「保育実習(施設)指導」の一環として、藤野氏から児童福祉施設で預かっている子どもの実態から、そこで働くことはどういうことなのか、施設が求める保育者像や実習に対する心構えについてお話しをしていただきました。
本講話を通じ、学生は実習へ臨む前にもう一度、児童養護施設(特に乳児院)で働くことの意味や意義について考え、保育者として人と関わるということについて具体的なイメージをもつことができました。
(講話内容)
・「児童福祉施設(特に乳児院)の実態 -入所児童の生活の実態など」
・「実習生の心構え」
・「人と関わる仕事とは(保育士という立場)」
~参加した学生の感想~
「今まで、幼稚園、保育園へ実習に行ったけれど、そのときと同じように何をしてあげようという考え方では、できない仕事だと感じた。何かをしてあげるということより、相手の気持ちを考え、『一緒に』生活していくことが大切だとわかりました。」
「実習先が児童養護施設で、関わり方に対して不安はあるが、まずは相手の気持ちを考えるという視点を忘れず、施設の職員さんの動きから学べることはたくさんあると思った。また事前に児童養護についてや社会的養護の理解をしていかなかればならないと感じた。一人一人かけがえのない命をもっている子どもたちとの関わりを大切にして実習を行いたいです。」
「乳児院等の施設において、保育者としての知識はもちろん、看護の知識も身に付け、一緒に生活するということに重点をおき、様々な視点から子どもの成長を見ていくことが大切だと思った。」
【お問い合せ先】
岐阜聖徳学園大学短期大学部 岐阜教務課
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