岐阜聖徳学園大学 岐阜聖徳学園大学短期大学部

岐阜県立岐阜各務野高等学校での参観実習

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岐阜県立岐阜各務野高等学校での参観実習

2023年9月5日(火)、経済情報学部3年次開講の教職科目を履修している学生を対象に、岐阜県立岐阜各務野高等学校で参観実習を実施しました。これは、学生が学校現場との接点を早い段階からもつことにより、学生の教職に対する意識を明確にし、教職へのモチベーションをさらに高め、実践的な指導力を養うことのできる教育課程を推進するために実施しているものです。

情報科1年の「情報産業と社会(アルゴリズムの基本構造)」を参観しましたが、今まで生徒という立場で経験してきた授業を教師という立場で参観することができ、教壇に立つには、教科の専門性を高めるとともに授業力を高めるための学びが必要であるということを実感しました。

懇談会では、岐阜県立岐阜各務野高等学校情報科の3人の先生に御参加いただき、学生の質問に答えていただきました。やりがい、苦労、生徒との関わり方、教材研究、職員間の連携等、現場の先生方の生の声を聞き、来年5月に行われる教育実習での自分の姿を思い描いていました。また、自分が高校生のときと比べ、講義型の授業が減り、教員も生徒主体の授業や対話的な授業を心がけているということを聞き、高校の授業が大きく変わってきていることを実感しました。

本学を昨年度卒業し、4月から情報科教員として赴任している先輩から、この5か月間の様子を伺いました。「あたたかい先生ばかりで、働きやすい環境です。分からないことばかりでスタートしましたが、分からないことは聞けば教えていただけます。教員はブラックと言われていますがそんなことはありません。授業を行うために教材研究は大変ですが、生徒との関係もよく、やりがいがあります」と語ってくださり、よい環境で人材育成がなされていることも分かりました。

【主な質問】
・どのような授業を心がけているのか。
・教材研究はどのようにしているのか。
・生徒の理解度に差があると思うが、どのように対応しているか。
・どんな時間を生徒理解の場としているのか。
・どうやって生徒との関係を構築しているのか。
・教員としてのやりがいや苦労は何か。
・教育実習に向けてどのような力をつけていけばよいか。


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岐阜県立岐阜各務野高等学校での参観実習

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