概 要
21世紀と共に訪れた情報技術革命とグローバル化のうねりは、わが国の経済社会を支えてきた制度や仕組みに大きな変革を促しつつあります。こうした中で、岐阜聖徳学園大学大学院経済情報研究科は、地球環境問題の深刻化、新産業育成の必要性、地域経済の活性化など、顕在化しつつある今日的課題に対応できる人材の育成を通して、経済社会の発展に貢献することを目指します。
研究分野 | 社会情報/経営・環境/応用経済 |
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人材養成の目標 |
社会情報分野経済社会に浸透しつつある高度情報・通信技術の応用範囲の一層の拡大に貢献できる人材 経営・環境分野高度情報・通信技術を駆使し、企業の効率化と社会の安定・安全の両立に寄与できる人材 応用経済分野経済学を応用し、社会のニーズに応えられる知識を備えて経済社会の活動を実践できる人材 |
標準修業年限=2年 | 入学定員 10人 |
社会人受け入れ | ※ネットワーク・サービス |
学 位 | 修士(経済) |
教員(専修)免許状 | 高等学校教諭(情報)・(商業) |
専攻の特色
情報技術の進展、環境問題の深刻化、少子高齢化の進行、グローバル競争の激化など、わが国の将来には楽観材料と悲観材料が同居しています。苦難を乗り越え、チャンスを活かすには、情報・経済・経営・環境など異なる分野の知識を共有する人材を育てていく必要があります。
岐阜聖徳学園大学大学院経済情報研究科博士課程(前期)は、2002年4月の開設以来、各分野の優秀なスタッフが互いに連携・協力して、明るい未来を切り開ける人材の養成を目標としてきました。また、社会人に対しては、高校教員にとっての資格(「情報」・「商業」の専修免許)が取得できるコースを設けているほか、ビジネスマンをはじめとして幅広く就学の機会を提供するネットワークサービスも実施しています。
教育課程編成
高度情報化、地球温暖化および少子高齢化の進展に伴い、現在の社会・経済システムも徐々に変わりつつあります。こうした変化のメカニズムや今後の課題に取り組む人材は、情報通信技術や経済学に対する知識だけでなく、より幅広い社会科学や自然科学にも目を向ける必要があります。教育課程においては、(1)社会情報、(2)経営・環境、 (3)応用経済、の研究分野を教育の柱とします。博士課程(前期)におけるこれら3分野の内容は講義内容の概要に示されるとおりである。なお、演習以外の講義科目は、原則としてセメスター制で実施します(各科目の単位数は4単位)。
履修指導及び研究指導の方法
博士課程(前期)を修了するには、演習8単位を含め、30単位以上を修得し、修士論文審査に合格する必要があります。
演習指導を受ける学生に対して、学生本人が希望し、演習担当教員が必要と認めるときは、当該教員所属コースの他の担当教員のうち1名を副指導教員とすることができます。なお、副指導教員の指定は各学期の開始時点のみとします。また、1年次後期または2年次の配当科目を担当する教員の演習Iにおいては、その科目の基礎的知識が不足していると思われる学生に対し、学期初めに修得に必要な基礎的知識の指導を行います。
研究分野又は履修科目の指導
新入学生の希望研究分野と専攻履歴に応じて、基礎科目群から1年次前期に取得すべき科目の選択等について、適切な指導を実施しています。また、入学前の専攻履歴が必ずしも経済学や情報技術とは限らない場合には、面談等を通じて「より大きな教育効果が期待される研究分野」についての助言を行っています。
人材養成等の目的
知識のグローバル化が進展しつつある情報社会の先端技術を体得し、それによって企業経営や資源環境問題などの今日的課題に対応することの出来る人材を育成することを目的とします。
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