今回撮影した太陽柱の写真は、2月3日の毎日新聞の朝刊に掲載されます。

　2023年1月29日の早朝、岐阜市では積雪があり雪雲がさったあとに東の空では薄い靄（もや）が立ち込めたが、日の出直前の午前7時ごろ、岐阜市上佐波を移動中だった本学教育学部川上紳一教授は、視界の開けた場所でカメラを構え、明るさを増す太陽柱を撮影しました。
　今年の冬は寒気の吹き出しが続き、日本海側での積雪、全国的な低温が続いています。
　気温の低い日の日の出前、日没後には、太陽の上方に光の柱が出現することがあり、太陽柱と呼ばれています。明るく規模の大きな太陽柱の出現は、気温、雲量などの気象条件に左右され、見事な太陽柱の出現は多くても１シーズンに数回程度です。
　撮影した川上教授は、「背景の空に厚い雲が少なく、とてもわかりやすい太陽柱の写真が撮れた。見事な太陽柱に気づいたときは、気分が高揚した。」と撮影時の状況を振り返りました。